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宇都木昭 (2004) 「朝鮮語ソウル方言における引用形のピッチパターン」. 朝鮮語研究会(編)『朝鮮語研究2』くろしお出版, 7-45.

要旨

本研究の目的は、朝鮮語ソウル方言において、引用形(単語を単独で発音した形)がどのようなピッチパターンで現れるかを調べるとともに、その生成の原理を明らかにするところにある。

ソウル方言話者3名に引用形の発話をさせて録音し、分析した結果、音節数により以下のようなピッチパターンの傾向がうかがえた。

このようなピッチパターンは、先行研究において観察された文のイントネーションと同じ特徴を有している。すなわち、アクセント句 (Accentual Phrase) の第2音節でピッチが最高点に達するという点と、文末のピッチが下降調になるという特徴である。よって、引用形のピッチパターンは文のイントネーションと 同一の原理によって生み出させるものだと考えることができる。

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